2014年5月21日水曜日

またね!Siena

今日は、念願だったピエンツァへ移動の日。
バスは、Siena mobilità。ここのサイトのOrariをクリック、そこから
SERVIZIO EXTRAURBANOから時刻表のPDFファイルが現れる。
そこの112/Aに記載されている時刻で、10時 50分というのがある。
これに乗るつもりだったが、駅内にあるバスの切符売り場で
前もって切符を買った時に係員に確認したら、そのバスは、
ないというのだ! 昨日ストがあったからか?
で、そのあとは、13時 10分からしかないという。
よかった!前もって聞いておいて。

それで、午前中はどっかりと余った時間で、またまた旧市街へ。
人がいないと、まるっきり中世の世界に迷い込んだかのよう...



朝行くと、まだ人もまばらなカンポ広場でゆっくりとカフェ。
広場や、マンジャの塔を眺めながらのカフェは最高であった。

ここは、フィレンツェに比べて見所も数多くないとあって、団体さんが少ない。
こんな素敵なところに、一泊滞在できて、ほんとよかったな〜
としみじみ実感。


まだ、時間が早いが、なんか忘れてか?!
あ! そうだった、ピナコテカの空飛ぶ聖人じゃなかった、
頭上に輝く輪がないので、福者か。
この方が起こした奇跡を見る事をすっかり忘れてた。
場所がまるっきりわかりにくい。
チッタ通りを歩いていると、、、、
どこからか、クラシック音楽が聞こえくる、、、

キジアーナ音楽院だ、心地好い音楽に誘われながら、、、


ちょっと失礼します。


歩いているうちにとんでもないところにでて、まだ戻る。
でも、、、地図上ではこのへんなんだけどな〜っと犬を連れてお散歩
していたシニョーラに尋ねてみたら、「ほら!そこ、旗が立ってる建物だよ。」
あらま!すぐそこにあった。
この国立絵画館、荷物を預かってくれるがパスポートが必要。
ここのロッカーのカギがまたまた、やりにくくてしょうがない。
入れる時も、出すときも受付の男性に助けてもらい、Grazie mille!

シエナ派って、ドシロトの私にとっては、どれここれも同じに見えて
しかたかなった。
ルネッサンス美術のように、はっとする驚きがないせか? 
しかし、その作品の前に立つと厳かな気分になって
気持ちが落ち着いてくるのはなぜだろう?

最後に見たかった、シモーネ・マルティーニ作「福者アゴスティーノ・

福者アゴスティーノを囲む4つの絵には、
☆オオカミに噛まれる子供
☆バルコニーから落ちる子供
(福者は、子供でなく外れたバルコニーの板を持ってるが)
☆ゆりかごから落ちる子供
☆馬に乗って崖から落ちる騎士

彼が、この子供たちを生き返らせたという奇跡を語っている。
私にとっては、すっと現れる、空飛ぶ福者、
素敵な時間をありがとう!


さて、お昼は、Camollia門すぐの現地の人たちでにぎあうバールにて。
絞りたてのオレンジジュースを、ゴクリッ!



ホテルに戻って荷物を受け取り、シエナ駅へと向かおう。

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