2014年5月24日土曜日

さすが芸術の都

ランチも食べ終えた後、どうしてもクイリナーレの丘で
見てみたいものがあった。
地下鉄フラミニア駅へ戻って、地下鉄に乗りバルベリーニ駅で降りる。
ん? なんか様子が違う!と思いきやベルニーニの噴水の彫刻が修復されていた。

トリトーネの噴水2007

























上の写真は、初めてローマに来た2007年に撮影したもの。その時は、え?これが?
っと思うほど意外な雰囲気に落胆し、思わず人に尋ねたのを覚えてるが。
現在は、色が白になっただけで、町の様子があか抜けてみえるから、不思議だ。
トリトーネの噴水2014



さて、地下鉄を出て、左方向へ向かいQuattro Fontane通りへ。
上り坂がちょっと続くが、7つの丘で最も高いとされるクイリナーレの丘だから。
クイリナーレ宮を左手に通り過ぎると、交差点に出くわす、え?こんなところに?
http://it.wikipedia.org/wiki/Quattro_Fontane


Il Tevere (rione Monti)
テヴェレ川



L'Arno (rione Castro Pretorio)
アルノ川



















Diana (rione Trevi)

   





















Giunone (rione Trevi)






















これが見たかった!
通りの名前どおり、4つのこの素晴らしい彫刻の噴水が、それぞれの角に姿を現す。
16世紀末のバッロク芸術、シクストゥス5世が造らせた、
テヴェレ川とアノル川の擬人像、女神ダイアナとユノの彫像。



この4つの噴水、こんな車の行き交うところに置いておくのがもったいない
気がしないでもないが。。。。これが、イタリアだ。
しかし、車が気になっておちおち撮影もしていられない。
暑くなってきた季節、この噴水たちのおかげでなんとさわやかな事か。
古代ローマ人たちの努力の賜物、水の恵みに感謝せずにはいられない。

この一角に、ボッロミーニの傑作が眠る聖堂、San Carlo alle quattro fontane
教会があるが、今回は時間がないので、次回としよう。

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