2014年5月24日土曜日

ローマの老舗づくし

お目当ての噴水にもお目にかかれた事だし、お気に入りの
パンテオンへ行って、お土産を買いに行こう。
バルベリーニ駅から116番バスで行こうと、バス停を探すがわからん!
ということで、基本に戻ってテルミニ駅から40番バスに乗って、
アルジェンティーナ駅で降りる。

ローマで一番好きな場所、パンテオン前のカフェで一休み。
フレッシュなオレンジジュースがこれまた格別!
しかし、今日はなんか人の多さが尋常じゃない、何かあるのかしらん。
ついでに中に入って行こうかと思いきや、入場制限しているのかすごい行列。
あきらめて、トコトコ歩いてカフェ Sant'Eustachio il caffeへ。
お目当ては、このチョコ



香り高いコーヒー豆を、そのまま一つづつチョコでコーティング、
箱もおしゃれでかわいい。
しかしながら、ほんのお気持ち程度しか入ってなくて大入り袋も購入。
19世紀から店内はほとんど変らないというカウンタで、泡だったミルクを
ちょこっと乗せてくれて、カフェ・マッキアートをいただく。
Mmmmmm CHE BUON PROFUMO!

さてさて、今日は老舗づくし。
夜は、行ってみたかったリストランテ「Checcino Dal 1887」。
8時からの予約で、一度ホテルに戻って、お風呂に入ってリラックス。
実は、夕べホテルの愛嬌のあるフロントマンがお勧めしてくれた
レストラン、予約もしてくれてたのだけど、ネットでメニューを覗いたらば
魚料理がメイン。今夜はなんとしても肉!肉が食べたかったのだ。
ということで、朝ホテルを出るとき、フロントのシニョーラにお願いして
Checcinoに予約を入れてもらっていた。


テルミニ駅から地下鉄でB線のピラミデ駅で降りる、初めてなので
ちょっとわくわく。見たかったピラミッドは修復中であった。
しか〜し、このテスタッチョ界隈、その昔は屠殺場だったり、
墓場があったりで、なにやらミステリアス。
ローマ中心部と違って、人気も少ない。iPhoneのGPSだよりに
テクテク、おぉ!私にしてはスムーズに向かっている。
落書きだらけの建物や、人の気配もなく、な〜んかちとヤバそうな雰囲気だが、、、
気にせず突っ込め!
ふ〜む、地図で行くとこの辺りなんだが、、、っとそこらへんにいた
おじさんに聞いてみると、指差して「そこ!」っと。
あらま!ほんとそこにあった。
中に入って行くと、文字通り1887年から創業といわんばかりのアンティークさ
でいっぱいだ。 が。。。。しかし!
ツアー客風の5、6人から日本語が聞こえるではないか!
せっかくいい雰囲気だったのに、、、興ざめである。
しかも、肉料理専門店に来て、シーフードスパゲティはないかと
カメリエーレに聞いているではないか! 
まったく来る前に何も調べず、添乗員も何も教えてないのか知らないが、
肉料理専門店の老舗に対して、まったく失礼な。。。。

幸いにも、私ひとりの席はずっと奥にしてくださっていたので、
さっさと気分を取り直す。
テイルの煮込みを食べたいのだが、その前に何か軽い前菜ものを
とお願いすると、サラダを勧めてきた。
では、まずはスプマンテでサラダをいただく。その後、 
5時間ぐったぐったと煮込んだ、テイルのトマト煮込みが運ばれてくる。
松の実などはいって、肉がホロっとこぼれる。絶品!

Coda alla vaccinata

付け合わせに、青菜のチコリア。
量がものすごく多そうに見えるが、実は骨付きで、そこの周りのお肉を
いただくということで、それほどでもない。
ここで、こっくりしラッツォオ州近郊の赤ワインが欲しいところ。
カメリエーレに相談すると、一番高いワインを勧めてきた。
産地を見たら、Orciaの文字。ちょっとぉ、私が昨日まで居たところだよ、
まったく知らないと思って。。。。断る。
まぁ、美味しいワインはやはりトスカーナってことかね。

大きな声で一人の女性が日本語しゃべりまくって、いごごちがあまり
よろしくないので、食べ終わってタクシーを呼んでもらう。

前回は、サンピエトロ聖堂から乗ったタクシーに、自分の勇気が足らず
ぼったくられるというくやしい記憶が蘇る。
が、しかし、良心的なドライバーでよかった!
夜のコロッセオを抜けて、とばしてくれた、GRAZIE!
なぜか嬉しくなって、おつりはいらないからとカッコつけて、
ど〜んとチップ弾んじゃった!
あ!窓からなのでiPhoneが映っちゃった!

さて、明日は、ローマ最後の日、古代ローマモードにはまるぞっと。

0 件のコメント: