シエナ駅まで、またあのなが〜いエスカレータを下って行く。
スーツケースが、ひとり転がっていってしまうようで気がかり。
さて、バス停は。。。
切符売り場のシニョーラの説明では、駅を背にして左手にある
銀行の前と行ってたけど、、、ここが、またわかりにくい。
着いたら、写真左手の屋根下の日陰部分に人が集まっていて、
この矢印の付近にどんどんバスがやってくる。
だが、肝心のモンテプルチャーノ行き112が来ない!
はやして、ほんとにバスは来るのか?
心配になってきて、隣にいたおじいちゃんに聞けば、
「わしは温泉に行くんだが、ところで、あんた切符は買ったかね?」
と聞かれ、即座に「はい!」と答える私。 そうこうしているうちに
このシニョーレのバスが到着。このバスの次だよって教えてくださった。
その一言が、どんなに心強かったことか。。。。
そのとおり、112のバスが到着して乗り込む、あ〜よかった。
即座に、ドライバーにピエンツァに着いたら、教えてくださいとひと言。
このバスで、学校に通っている若者たちでいっぱいになった。
一日に数少ないバスで、通学するのもほんと大変だなどとと思いつつ、
バスはどんどん田舎へ入って行く。
向こうに見えるのは、赤いポピーたち
オルチャ渓谷が見え出す。。。
バス進行方向に向かって右側に座っていると、どこかで見た景色!
窓からなので、反射してちょっと残念
一時間半弱くらいで、丘が見え出してきた。
ピエンツァだ! ついに来てしまったーーー!
フィレンツェの宝石と呼ばれる、教皇ピオⅡ世のルネサンス理想都市!
っと、以外となんでもないバス停で降りる。
この通りにある、ホテル・コルシニャーノのクリーム色の建物と
ショッキングピンクのペチュニアが印象的。
ここからすぐのダンテ広場へと、スーツケースをゴロゴロ転がして行く。
インフォメーションのiがあり、その横に素敵なお花屋さん。
門をくぐり抜け、小さなメインストリート、ロッセリーノ通りに入る。
両サイド、お店だらけだ。
が、わからない!
これから二泊する私のホテル・ルレ・イル・キオストロ!どこ?!
外にでていたお店の人に聞くと、そこの教会の近くの角のところだよ、
と言われたが、それでも、見つからない。
石畳ゆえ、荷物をゴロゴロ引っ張る音を思いっきりたてながら、
そして、皆さんの注目を浴びながら、行ったり来たり。。。。
どうも、このバールの後ろが怪しいと思いきや、このお店の裏側にあった!
先入観に捕われてはいけませぬ。
その昔は、修道院だったというのだからこのホテル、らしくないホテル。
バールの角を入って行くと、中庭が姿を現す、その突き当たりの窓ガラスに
Receptionの文字、間違いなし。
フロントから写したもの。中央が入り口
やっと着いた〜
さて、お部屋は。。。。
アンティークな開き窓を明けると。。。
わぁ〜目の前に、素晴らしいオルチャの景色が広がっていた!
まるで絵画の中へ入り込んだようだ。
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