2014年5月22日木曜日

ピエンツァで過ごす Part Ⅱ

丘の下まで降りて行って、またこのピエンツァまで戻る。
そして、行こうと決めていた古い教会、PioⅡが洗礼を受けたとされる教会へ。

こんな道端に!
Don Sergio Sini通りで見つけたマリア様

先ほど、Google地図でまったくおかしなところに出たのにもかかわず、
ふ〜む、、、、、っとまた懲りずに、iPhoneで検索をし始める私。
道が突き当たりでとまっている、そして右手には様相が違う教会。
さっき、大通り道で出会ったば〜ちゃんに聞くと、そこは茂った庭のなかにあってね、
歩いてじゃ無理だよ、車じゃなきゃと言われる。

え!! でも、歩いて10分とかあったし、私の聞き間違いかな?
こんなことなら、朝、i インフォメーションによって聞いてくるんだった!
ま、ちょうどいいところにお散歩していた、じーちゃんに聞いてみる。
「ワシは、ここで生まれてもう85年以上すんどる、まあ、
少し変ったところもあるけど、ほとんどそのままだよ。」とおっしゃる。
私もその方向に行くので、一緒に行きましょうと言われた。
道々、教会の事をいろいろ尋ねたが、いつもは人はいなくて、
何かの時に開けているのだとか。。。。
私がもう少し、イタリア語が堪能ならいろいろお聞きできたのにな〜。
もっと勉強しよ!っとモチベーション上がる。

Pieve di Corsignano


おおぉ 私が目指す教会があった! さっきのば〜ちゃんが言うように、
深い茂みのような庭の中に・・・
どうやら突き当たりを左にまわって行けば、下に降りれたのだったが、
もう力つきた!

町に戻ろう。お腹すいた! 

ひつじ君がお出迎え。
ここのペコリーノが忘れられない!

ロッセリーノ通りには、このようなお店がたくさん並ぶ。
羊の乳を絞って作った、ペコリーノが名物のチーズ屋さんだ。
ロマーノのように塩辛くなくて、固くない。
あのモチモチに恋してしまったよ! 

この道から枝分かれするように、小径があって名前がそれぞれ、
幸運の小径、愛の小径、キスの小径といやはやなんともロマンチック。
しかも、どこの家も手抜き無しの花飾りが奇麗に施されていて、
ほんとに美しい。乾いた紀行のせいかな、家のサフィニアなんてあんな風に
まとまらないし・・・

さて、ペコリーノやら温めてもらったパニーノを持って、
ホテルのお部屋に戻って、窓の景色を眺めながら絵を描いたり、

さわやかな風に吹かれて誰にも邪魔されず、の~んびりと過ごす昼下がり。。。。

またまた、オルチャ渓谷を見下ろすカステッロ通りに行って、おやつでも
食べにいこうっと。
カステッロ通りにある小さなお気に入りのバール、絶景の景色を眺めながら、
このベンチに座って

感じの良いカメリエーラに、「今日は、おやつ食べにきたよ!」っと。

今夜は、ピエンツァ最後の夜。出発前にこのあたりのノンナ手作りの自家製パスタが
売りの素朴なレストランに予約をメールで入れたが、音沙汰無し。
一人客なんぞ、入れるかってことか?
ということで、ホテルのレストランでそんな嫌なことは忘れて、ゴージャスに行こう。
さあ、いつものようにスプマンテから始めよう。
写真左手のパンが温かくて絶品。
イタリアに来て、初めての美味しいパンだ(笑)
しかも、このおしゃれなおもてなし!

ここのコース料理を頂く。キアニーナ牛だったろうか、塊をそのままローストして
切ったタリアータ、美味しかった!
メニューには自家製ピチとあり、凄く心が揺れた。
欲張りな私は、今思えば、お腹はちきれそうでも食べておけば良かったな〜。
赤ワインも、ブルネッロ ディ モンタルチーノだっか、
ロッソ ディ モンテプルチャーノだか忘れたが、香り高き余韻の残る
ワインを持ってきてくれた、至福のひととき。。。。

ドルチェも食べ終え、ちょっとお庭へ。
すると、先ほど数人のかたまりで食事をされていた女性が、
どちらからお見え?と声をかけてきた。 私が一人で食事していたので、
なんか寂しそうに見えたらしく、声かけて一緒に食事しようかと思ったそうな。
まあ、なんというお心遣い。お察ししていただき、嬉しいです。
女一人旅は、夜の食事がちょっとばかり寂しのです。
私が反対に、どちらからお見えですか?と尋ねると、皆さん声を揃えて
UNITED STATS!  なんか私もアメリカ思い出して、嬉しくなってしまった!

ところで、
明日は、ローマか。。。うまく行けれると良いけど。。。。

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