2010年6月11日金曜日

市場@ROMA

カンピドーリオ広場を横切り、少々遠回りであるが
歩いてサンタ・マリア・イン・コスメディン教会へ。
ローマのシンボルのようになってしまった
真実の口がある教会だ。
映画ローマの休日ですっかりおなじみの真実の口、
古代のマンホールの蓋だったと聞けば興ざめでもあるが。
並んで待っている間に日本人の方々と少しお話。
今日は、ヴァチカンはお昼からなら入れるよとか
いろいろ情報をいただいき、ありがたかった。
ところで、
私と来たら、この朝、デジカメの電池パックを充電したまま
ホテルを出てしまい、空のデジカメを持ってきてしまった。
なんたること!
iPhoneで写していたのだが、どうも画像がいまいち。
やはり、いったんホテルに戻る事にした。
ついでに、そこに居合わせた一人旅の若者もテルミニに
帰るというので、一緒に地下鉄に乗って戻る。
とにかく、この若者、よく調べてイタリアに来てるな〜って実感。
いろいろ教えてもらってほんとに大助かりだった。

さて、
今日のランチは、何が何でもカンポ・デ・フィオーリへと
と決めていたので、まずはテルミニ駅からバス64番バスに
乗ろうとするが、何故か来ない。隣にいたおじさんに聞くと
今日は、64番バスはショーペロ(スト)だからとかなんとか
笑いながら。え? このおじさん、マジか?
冗談で言ってるんじゃないのかと疑ってみる。
とにかくヴェネツィア広場まで行きなさい、そこから
歩いても行けるしと教えてもらっていると、
ちょうどタイミングよく、むこうのバス停にヴェネツィア
広場行きのバスが。あ〜なんてついてるんだろ、私。

運転手さんに聞くとやはり今日はショーペロだった。
朝、テレビのチャンネル5で天気予報しか見てこなかった
ことを後悔する。
ヴェネツィア広場からとことこ歩く。
途中、太いV.Emanuele Ⅱ通りから左に入るとすぐあった。
もう、朝からのにぎわいも一段落のお昼さがり、
八百屋さんでいろんな果物や野菜に感激する。


雑貨から鞄、洋服、食料品に至るまでところ狭しと屋台が並ぶ。
パスタなどにいれると、あっという間にアッラビアータが
できちゃったりする香辛料のミックスが売っていたり。





お花たち、買って帰りたいが、この後まだまだ私の珍道中は続くのでがまん!



さすが、トマトのイタリア!
マンマたちは、今夜、なんのおかずにするのかな〜




八百屋さんで、
「リンゴ1つでもいい?シニョール」
「あ〜いいよっ」
こんなやりとりが現地の人とできるのが嬉しい。
広場のまわりをぐるりと囲むようにたくさん
カフェのテーブルが並ぶ。
これから、とりあえず冷えたビールを注文して、
のんびりとお昼ご飯。
近くでは欧米系の女性が一人、半端でない量のサラダを
食べていたが、やはり、私はパニーノが食べたい。
ドライトマトとターキーのパニーノ、うまい!
っとそこへアコーディオン弾きのおじさん登場。
おじさん、なにげにゴッドファーザー愛のテーマを
弾き始めたではないか・・・・・・・
あ〜〜
いいね〜
なんだか泣けてくるよ

この屋台といい、この雰囲気、なんという絶妙なタイミング。
私、今、ほんとにイタリアに居るんだ!

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