朝7時15分までに集合。
どきどき。。。。。。(画像をクリックすると動画が見れます)
リストランテ前で出会ったバッカス君、かわいい。
これから、カプリ島へ青い洞窟(la grotta azzurra)
を見に行く。
個人でも行ける場所だが、現地のツアーに参加して、
いっさいの手間を省く。
なので、日本人の団体観光客と一緒になって、
観光バスで、ガイドつきである。
ローマから高速に入り、3時間くらいでナポリに着く。
車窓からガイドさんが、アッピア街道のカプアだの、
映画のセットでよく使われる有名なガゼルダ宮殿だの、
説明していると・・・・・
あ! ヴェズビオ火山が見えたきた!
2つの山が重なっているんだ。
ナポリ市内に入ると、道路脇でサッカーW杯の旗売りが目につく。
あたりも噂の通りゴミが散乱していて、バスの下から見える景色は、
すざまじい人生劇場を目の当たりにする。
信号待ちで待つ乗用車たち、っとそこへふらふら車の間をぬって
勝手に窓を拭き始める男、完全に場違いなウクレレ売り。
ここで体を張って命がけで商売しているのだ。
ナポリって、すごいところだなという印象が残ってしまった。
さて、われわれは大砲が当たった跡がど〜〜んと残る
ヌオーヴォ城を後に、このナポリ湾から高速船に乗る。
ナポリ湾も遠くからみるとほんとに奇麗だ。
ナポリを見て死ねとはこれのことか。
今日は、あいにくちょっと薄曇り、抜けるような青空を
ここ南イタリアに期待していたのだが。
ガイドさんが高速船を降りたらすぐボートに乗ってくださいとの指示。
このボート乗り換えが早いか遅いかで、青い洞窟に入る順番待ちが
決まるのだ。高速船がつくやいなや、皆、無言でボートに突進する。
さすがに、われわれのツアーは即座に乗り込んだので、
現地ガイドさん喜ぶ、喜ぶ。
このガイドさん、イタリア人ではあるが、日本語ぺらっぺら。
私が、ちょっとイタリア語で彼女に話しかけてみると、
反対に質問されてしまった。
「あなた、このイタリアへは観光で?それとも勉強で?」
と聞かれたので、
「語学も兼ねてですが、イタリア語、難しくて・・・・・」
と答えると、彼女、私の目をきりっと見つめて、
「私は、日本語かなり勉強しましたよ。」
と言われてしまった。もっと気合い入れて
イタリア語を勉強しなさい!
そんなことでは語学は、身に付きません!
と、さも言いたげだった。(イタリア女はつくづく厳しい)
聞けば、ナポリ大学出身で日本にも留学していたとか。
努力せずして、成果は得られぬということですな。
さて、これからまた小舟に乗り換える、そして、
やっと洞窟に入れるのだ。
結局、3回も船を乗り換える訳で、この小舟に乗り換えるまで
揺れて、揺れてたまらないボートの中でしばし待たなければ
ならない。 向こう岸でも順番待ちの人たちが、小舟に
乗ろうとしている。
なんか波も荒れてきたし、空も太陽が雲で隠れたり出たり。
午前中見る青さが一番きれいと聞いていたが、もうお昼だ。
大丈夫だろうか
わずか1mほど足らずの入り口で、小さな小舟が波のタイミングを
見計らって出たり、入ったり。
そうこうしているうちに、太陽も顔を出し始めた。
よかった!
あ、小舟がこっちにきた!
そろそろ、われわれの順番が来たようだ。
3人くらいに分かれて小舟に乗り
体を寝かせる。
なんかちょっとしたアトラクションだ。
どきどき。。。。。。
幻想的!
あまりの美しさに、嬉しくて涙がでてきた。
たった1m足らずの入り口から、太陽が
差し込みこの底で反射して青く光る。
奥は真っ暗なため、余計にこの青が映える。
古代ローマ人は、もうここの秘密に
とっくに気づいていたというから鋭い。
陽気な船頭さん もう一周、洞窟内を
回ってあげるといってくれた。
もちろん後のチップを期待してのことだろう。
そこで、船頭さんにオールでぱ〜んと水を散らしてもらえば
宙に舞うサファイアごときを体験できたのに・・・・・。
これも後で帰ってから読み返した、
シモネッタ(田丸久美子)著
イタリア紀行の本に書かれてあった。tohohoho
カプリ島では、フェラーリのマークをやたら目にする。
ここに社長の別荘があると聞いた、そんな
セレブたちのバカンスの名所なのだ。
さて、われわれは幸運に恵まれ青い洞窟を見た後、
ランチへと出発する。
坂をどんどん登って山の中腹あたりにある
高台のリストランテ。席に着くや否や、
リモンチェッロならぬ、特産のレモンで絞ったジュースを
持ってくる、うまい!
本日のランチは、ボンゴレビアンコのスパゲティ、
こんな海沿いに来て貝なしのボンゴレとは
いかがなものか ・・・・・・・
ツアーに付いてくる食事に期待をしてはいけないが。
セコンドピアットの白身魚とイカのグリルがうまかったし、
まあ、新婚さんたちと楽しい会話で盛り上がった
のでよしとしよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿