2010年6月10日木曜日

ROMAへ

イタリアに来て4日めの朝、
フィレンツェからローマまでの1時間30分を
最高速度300km/hのフレッチャロッサ(ES)、
その1等車で、ひとっ飛び!

何が起こっても不思議でないイタリアだから、
自分の身は、自分で守るしかない。
少々やり過ぎかなとは思ったが、
スーツケースは、荷物置き場にしっかりと
ワイヤーロックで止めた後、ゆっくりとシートに身を委ねる。
迎え側の席では、社長風のオヤジがテーブルに新聞を
広げ、ケータイで朝の指示をしている模様。
”切符を拝見”と係員が来た時、ケータイの画面を
見せているので、どうやら常連のようらしい。
他の席では、ノートPCを必死で覗いてるシニョーラやら、
活躍するビジネスマンでいっぱい。
皆様、ケータイでしゃべりまくりである。

っと、私の隣にイケメン登場、服飾関係の仕事か
一生懸命、自分の座席のヘッドレストに衣装ケースを
掛けようとしている。
私に、置き場がなくて申し訳ないと話してると思うのだが、
さっぱり意味がわからん!
っと、ここでPREGO(どうぞ)って気を利かせるのが
マナーというものだが、とっさにSi(はい)と答えてしまう自分が悲しい。
そうこうしているうちに、隣の1×1の方の座席へ行ってしまった。
またまた、来る前にイタリア語もっと勉強しとけばよかったと
後悔の念がどっと押し寄せる。

あ、遺跡が見えだしてきた!
ローマだ! (どうしてかわくわくする)
テルミニ駅は終点なので、皆が降りるを待って
ゆっくりとスーツケースを取り出す。

予約してあるホテルは、この駅とは目と鼻の先、
Gioberti通りにある。
水まわりが古くてけっして快適とは言えなかったし、今時
ティッシュも完備していないとはどういうことだ!
ほんとに、ホテルは来てみないとわからない。
しかしながら、部屋は、みょ〜に広くてキングサイズの
ベッドが置いてあり、しかもフィレンツェのホテルより
料金もお安い、立地条件は抜群だ!

ゴロゴロと再びスーツケースを転がし、ホテルに入り
とりあえず、チェックインを済ませ荷物を預けたら、
駅の中の、24番ホームちかくのiへ直行する。
ここでローマパスを購入する訳だが、大事な質問をしたかったので、
英語で話そうとする自分。なのに、イタリア語が飛び出てきて
支離滅裂な文が!当然、相手はちんぷんかんぷんで
すごいいや〜な顔。それでも、なんとか必死でとりなおしたにも
かかわらず、最後まで対応も冷たかった。
(ここで、イタリア女のキビシサを思い知ったのだった。)

ま、そんなこともあるさっと気をとりなおし、
お礼参りも兼ねて、とっとと歩いてサンタ・マリア・ヴィットリア教会へ。
以前見た時は、朝早かったので暗かったが、今回は、11時近かったせいか、
太陽が差し込んですごく奇麗だった!

しかし、ローマは暑すぎる! 歩いていると、肌にじりじり太陽が
差し込んでくるかのようだ。 その後、こちゃこちゃした道を抜けて
トレヴィの泉へ。
伝説は、真なり! ほんとに再来できたことを感謝!
相変わらずの人だかりだったが、またまた、次のコインを入れてきた。
さて、ここでスペイン広場まで歩き、カフェ・グレコで一息と
思ったが、やはり時間が迫ってきた。地下鉄にさっととび乗り、
午後1時に予約してあるヴァチカン博物館へ。

地下鉄のアナウンスは、Ottaviano、そして、ヴァチカン博物館は
ここで降りると便利といわんばかり。
博物館入り口は、次の下車駅Cipro Musei Vaticaniのほうが
近いんじゃなかったっけ?

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