2008年3月26日水曜日

壁抜け男に会いたかった・・・・


サクレクール寺院は、ちょっとエキゾチックな
ロマネスク ビサンチン様式。
両端には、ジャンヌ・ダルクとサン・ルイの
騎馬像が見守る。
なが~い階段がつらいので、フニクレールで
ぶぃ~んと登る。
モンマルトルはパリの北に位置しているため、
ここからパリの街が一望に見える。



雨だったので写真はイマイチだが
晴れた日は絶景だよ、きっと。
この寺院へ入ると、
一瞬、イタリアのどこかの教会へ
瞬間移動したんじゃないかって感じた。
天井には、キラキラ煌いて美しいモザイク画がある。

さて、この寺院から裏へぐるっと回って、
テルトル広場へと抜ける。


絵描きたちが、似顔絵を描いてくるという広場。
意外と小さな広場に驚いた。
私のお絵描きの先生が言われるには、
他国から来た外国人ばかりで、
この人たちは、場所代を払って
屋台みたいなシステムで商売しているらしい。
よーするに、アーティストっていうのと
ちょっとニュアンスが違うらしい。


こんな雨だからさすがにいないだろうと
思ってたら 傘をさしてお客を待っていた。
アジア人のおじさんが私を誘ってたけど・・・・・
またね。
このあたりには、絵を売ってる小さなお店が
多い、雨でなければ覗くところだったけど。
たまに、お店から変な男たちが声をかけてきてうざい。
ぼったくられないからね~ なんて
さっさとシカトして通り過ぎた。
この辺は、治安が悪いと言うのもわかる。


狭い坂を下っていくと・・・・・
おおおぉぉぉ いらっしゃいました。

壁抜け男!
ひっそりとした住宅街の中に、
え?っという感じで壁から飛び出して。
Bonjour, Monsieur!
彼としっかり握手してきちゃった。
こういうのも芸術の都、パリって感じでしょ?

さあ~ アベス駅までどうやって
戻ったらよいものか・・・・・、
さっぱりぱりぱり、 わからない。
お若いアジア人風のカップルに、この道で
いいのでしょうか? なんて聞いたら、
「たぶんいいと思うよ、今から僕たちも戻るところなんだ」
って言う。 彼女のほうが、いろいろ
話してきて、台湾から来たという。
ハネムーンなの?って聞いたら、
「結婚一年目なの」っとシャイな
感じで答えてくれた。 
おぉぉ いいね~ 結婚一年目の記念に
パリとは・・・・・
BE HAPPY!
モンマルトルは、ほんと楽しいところ。
今度は、晴れてる時に来るからね・・・・。






アベス駅の階段を降りていくと、 壁の写真が綺麗。
さあ、メトロにのって
ホテルに戻り、お着替えをしたら
今夜は、お待ちかねのオペラだ。
待ってろよ! ファントム

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