2007年10月15日月曜日

夢の都 in VENEZIA

ずっと心待ちにしてたヴェネチア
海をまたぐ自由橋をわたると・・・・・・・・・



sunrise@VENEZIA

水の都 ヴェニス
ついに 来てしまったのだ!!
が、しかし、
そこは、あっと驚く破格値の物価と気が狂う
迷路だった・・・・


さっと玄関付けにされた車
じゃなかったボートで
手を引かれて優雅に降りる。
お泊りは、サンマルコ広場に隣接した
ウエスティン&レジーナ、
ヴェネチアンガラスのシャンデリアが
お出迎え。
ゴージャスな気分にどっぷり浸れるこのホテル。
お部屋のアンティークなドアを開けると
なんと 壁にはダ・ヴィンチの肖像画が!!!
しかも ベッド際には彼の馬のスケッチまで飾ってある!
なんか もう鳥肌立ってきて。。。。
偶然とは言え、ダ・ヴィンチファンのワタクシは
泣いて喜ぶ。
このホテルに2泊もできて ほんと幸せ。


早朝、期待のゴンドラ
目玉であったカンツォーネを歌う歌手は、
クジではずれて違うコンドラヘ・・・・
なんなのぉ~ こういうことだったのか・・・
1台に1人、歌手は乗ってないってことかあ
そんな中、ミサの鐘が鳴り響く。


私は今、ヴェニスの商人の物語の
リッチなアントーニオのように
今、この運河を渡る ・・・
っと勝手に一人妄想の世界に入るのだった。
それにしても、黒いゴンドラは、ほんとにこの雰囲気に合う
塩野七生女史の書いた”イタリア遺聞”によれば、
その昔は、貴族たちがこぞってド派手なゴンドラを
くゆらしていたらしい。 いや~私もそんな
風景を見たかったが、黒い箱に赤い椅子、
この豪華な装飾もなかなか感動モノだった。


さて 我々日本人団体は、例のごとく 、
ヴェネチアングラスの工房とレースのお店に連れて行かれる。
ガラス職人さんは、なが~い棒を持って いとも簡単に
水あめのようなガラスを魔法のように馬に変えてしまう。
あの馬、欲しかったな~
これは、売り物ではありませんと言われてがっくり。
熱い工房を抜けて 展示室へ連れて行かれる
鏡にかちーーんとコップを落としてみせる
うおぉ すごい割れないのか!
しかも 起き上がりこぼしのようにくりんと立ち上がるではないか!
ヴェネチアングラスはこんなにも強いのですというのを
見せつけた後、販売である。
さすがにヴェニスの商人 商売上手はおみごと!

次に連れて行かれたのは、レースのお店
手でせっせとエジプト綿糸で3ヶ月ちくちくやって
やっと4センチ四方とかどうとか言ってたっけ。
ヴェネチアンレースを貴族たちがこぞって着たのは
肖像画でもわかる。
ところで、レースに目がない私。
機械織りだとわかってても
くた~っとした手触りにヤラれ
70ユーロも出して買ってしまったことは
誰にも言えない(ってもう暴露してるっか)

ランチは、グランセオラというクモガニ
これがまた うまいのだ!
カニの甲羅にぎっしりカニの身がはいってる、
で、そこへレモンをきゅっと絞っていただく
たまにカニの甲羅の破片がはいってるけど
そこはイタリア人のご愛嬌ってことらしい。



この墨、見てって!
名物イカ墨パスタはこれでもかっってくらいの墨
まあ、生臭くはないとしてもさすがに
飽きてくる



ヴェネチアに行ったら マスクを買おうと決めてた私。
どこで買えるのかと思ってたが 意外にも
路上の小さな出店からあちこちにマスクがあって
ぴんからきりまであって驚いた。 
すっぽり顔を覆うタイプが欲しかったが、自宅で夜中に見たら
心臓止まりそうになる気がしたので
このタイプにしておいた。
スワロフスキーのクリスタルが入ってるらしいよ
2月には、こんなマスクのコスプレで
あのサンマルコ広場が埋まるのか・・・・
コスプレのレンタル代だけでも3万とか
あ~ 夢の都
私もそのカーニバルに参加してみたいぞな!



リアルト橋から眺める風景は、
私の想像していた通りの雰囲気だった。
ほんとに素晴らしかった。




地図を片手に迷路に迷った、迷った
アンティークのお店に行きたくて 気が付いたら
アカデミア橋まで行っちゃってた。



夜のリアルト橋、みんなそれぞれお連れと楽しそう。
ほんとに景色は最高!
画家たちが今でもごぞって描いてるくらいだから
(ってスケッチしてる人は見かけなかったけど・・・)
絵になるために生まれた都といっても過言ではないくらい。

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