朝、ホテルのロビーにお迎えに現れたツアーガイドさん。
現地ツアーで行くKey West ランチ付きコースは、
何と!今日は我々だけだということで貸し切り状態、ありがたい!
なんせ片道約4時間のドライブなんだから。
Maiamiのダウンタウンを抜けていくと、川が見える。
それに沿って並んだ家には木製のフェンスが妙にたくさんあるのに
気づく、どうやら川から上がってくるアリゲーターよけらしい。
家にワニか、、、ちょっと不気味というか、おい!それって恐怖じゃないか!
まあ、私の大好物イチゴや、スイカも一年中あるという温暖な場所なのだから
仕方ないっちゃ仕方ない。
さて、、、、一号線に入ってFlorida Keysへと入って行く。
Keyとは、カギを意味するかと思いきや、スペイン語でCAYO
珊瑚に包まれた平たい島という意味らしい。
なにしろここでは、住人の70%がスペイン語を話すのだ。
珊瑚が隆起して、砂が体積した島々をハイウェイでぶっちぎる。
シャデーの歌で出てくるKey Largoはあっという間に通り過ぎ、、、、
Seven Mile Bridge
全長約10.9km あたりは海だらけ、上は空だらけ。
こんな風景、滅多に味わえない・・・・・絶句である。
映画やCMの数々のシーンで使われる場所で、いつかは来てみたいと思っていた。
道路と平行して並ぶのは、鉄橋の跡。昔は、NYからMaiamiを経由して、
Key Westまで鉄道で行けたというから驚きだ。
しかし、1935年のハリケーン以来、途中で途切れてそのまま残されている。
さて、紫の島という意味を持つIslamoradaでランチ休憩をとる。
マヒマヒという白身魚の切り身をグリルかフライの選択で、それを挟んだバーガーと飲み物が付くが、是非、ここでコンク貝のクラムチャウダー(赤)を頼んでみてほしい、
牡蠣入りだといかいう貝の形をしたクルトンをぽちょぽちょと入れて
海を見ながら、Buds(Budweiser)なんぞをビン飲みしてなかなか乙であった。
のんびりしたい気分もちょっと押させて、再び車を走らせると、
なにやら、ノスタルジックな街に入ってきた・・・
Key Westだ!
小さな店やホテルがあちこちに佇み、どこか、いつか訪れたマウイ島のラハイナを彷彿させる。が、しかし、ほとんど東洋人は見かけない。
どんどん中にはいっていくと、あったあった! ついに来た!
Southernmost Point
ここがアメリカ本土最南端!(おっと、実際は海軍基地のほうだが)
90miles to Cubaと書かれてある、ほんと近いんだよね!
船出してもらって行ってみたくなるじゃないか!
おっと、ここまで来たんだから、Heminwayさんちも寄って行かなきゃね。
そうとうな猫好きだったらしく、お庭には猫まるけ!
中にあるショップのグッズも猫まるけ!
最後の1セントまで使ってしまったと言われる、有名なそのコインは、
プールサイドの軒下に、ぐいっと押し付けられていた。
お庭がこれまた最高に素敵で、こんなところでのんびりハンモックに揺れれて、
こんな素敵なアンティーク家具に包まれ暮らしてみたいと思わせる。
Hemingway自身、第一次世界対戦の時はイタリア北部戦線にいたのか、、、
そこの看護婦と出会いが物語になったとか、まだ読んでなかったよ、
"武器よ、さらば”。イタリア好きな私としては、"ひとり感動"してしまったわ。
Papa Hemingwayに別れを告げ、マロリースクエアと呼ばれる中心街へと。
この巨大なロマンチックオブジェがなにやらパッションをそそる。
後ろの赤い建物は、旧税関博物館。
周りには、貝細工やTシャツなどのお土産屋さんがひしめく。
ここで買い物かとも思ったが、やはり一杯やりたいじゃないか!
Hemingwayが通ったと言われるSloppy Joe'sも以前の場所ではなというし、
とことこ海沿いを歩いて行くと、桟橋の入り口に小さなバーを発見!
さっそくモヒートなんぞ、頼む。お気楽なにいちゃんが手さばきも見事に
グラスにミントの葉っぱを入れて、棒でトントンつぶしたかと思うと、さっと
出してくれた。 これを持っていざ桟橋にあるテーブルで。。。
えーっと、お店の名前は、確かSunset Pier、行きあたりばったりで入ったがこれがまた、最高に良かった。生牡蠣を頼んでみたらば、氷をいっぱい敷き詰めた上に、只今開きましたとばかりの生牡蠣を、大きなアルミ製のお盆にのせて、かわい娘ちゃんが運んでくる。
ここでジャンペン頼まなくてどうする!あ〜至福のひととき、、、
このまま夕暮れなんぞ見ながら、だらだら過ごしたい気分であった。
帰りの、またまた長時間に及ぶドライブを考えると、今度は、Key Westまで飛行機で来て
ゆっくり街を散策し、海を楽しみながらのんびり滞在したい。
South beachに戻ったのは夜の9時近かったが、ホテルの中にあるキューバ料理を堪能。
太マグロの外側をカリッカリに焼いて、たたきにして
サトウキビを刺してご愛嬌たっぷり。
このあと、タコの長足をカリッカリに焼いてたたきに
したものも、今だに忘れられずにいる。
中は、なにやら怪しげな赤や緑のライトが照らされて、コロコロした音楽が流れ、
小暗いレストランだったが、美形のウエイタに、惚れ惚れ〜
やはりラテン系はいいぞっと!